ピカソ展(at MOT)

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東京都近代美術館(MOT)の企画展、ピカソ展(ピカソ展-からだとエロス 変貌の時代 1925~1937年)に行ってきました。アップした絵もピカソの作品(落書き?)です。
損保ジャパン東郷青児美術館でもピカソ展をやっていましたが、こちらは、パリのピカソ美術館の作品を展示しているとあって作品の点数が多いです。ピカソ自身、「自分の作品は日記である」言っているように、彼のそのときの思考や感情、喜びや悲しみが伝わってくるような作品ばかりです。作品は、シュルレアリスム時代のものが主です。女性遍歴っで言うと、1人目の女性(奥さん)であるオルガと、2人目の女性(恋人)であるマリー・テレーズとともにすごした時期に製作されたものです。損保ジャパンの企画展でもそうでしたが、オルガとの出会いから破局に至るまでの彼の感情の変化や、マリー・テレーズと出会いともに時を過ごした日々の高揚感が、作品によく表れていて面白いです。

ミュージアムショップで扱うピカソグッズは種類が多く、絵葉書の品揃えも豊富で、パリのピカソ美術館(musse picasso)、ピカソ財団(Succession Picasso)、が扱う絵葉書のほかに、スペインのバルセロナのピカソ美術館(museo picasso)の絵葉書もありました。
こんなのが。

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ピカソ好きでも無い人でも、とにかく、お勧めの企画展です。

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ピカソ。

今日は、午後になってやっと雨が上がった。
台風一過の空は、青空一面く晴れ渡るものだとばかり思っていて、始めは「こんな天気は許せない」なんて思っていたけれど、なかなか止まない雨を観ていて、こんな週末もたまにはいいかと思い始めたところだった。
でも、雨が止んだので、出かけることにした。

まえから、ピカソの作品を観たいと思っていたところ、いま、東京では2つのピカソ展が開催されている。
ひとつは、東京都現代美術館の「ピカソ展、躰(からだ)とエロス」。もうひとつは、損保ジャパン東郷青児美術館の「ピカソ展、幻のジャクリーヌコレクション」です。
ピカソの作品は、美術で習ったゲルニカや、シュルレアリズムやキュビズムと呼ばれる目に見える現実を調節した作品ばかりだと思っていませんか。ところが、横浜美術館のミュージアムショップで買った豚の親子の素描画が、なんとも可愛らしくほのぼのとしていて、こんな作品も描いたピカソのことを、もっと知りたいと思っていました。
素描画を観るなら都美のエロスは関係なさそうだし、ついでに、千駄ヶ谷の東京体育館のプールに行こうと思っていたので、損保ジャパンのピカソ展に行きました。ジャクリーヌさんとは、ピカソ80歳の時の45歳年下の2人目の正式な奥さん(恋人としては4人目)です。
作品は、ピカソの年代順に、キュビズムの時代、新古典主義の時代、シュルレアリズムの時代、ゲルニカと戦争の時代、共産党入党の時代、晩年の静寂の時代(パンフレットより)と展示されています。
どれも面白く興味深い作品ばかりですが、とくに、女性を描いた彼の作品は、その時の彼の喜びや幸福、怒りや悲しみが感じられて面白いです。ジャクリーヌを描いた作品は、観ているこちらまでも幸せな気持ちにしてくれます。晩年の作品には、父子を描いた作品とかひとの温かみが伝わってくるものが多くあります。
展示の最後のほうには素描画も何点かありました。素描画を観ていて、ピカソの絵の巧さ、対象を捕らえる巧みさを感じました。

ピカソ展のあと、プールに向かいました。
今日の東京体育館は無料開館日でした。
そう、今日は体育の日ですね。

帰りに、本屋で偶然目に付いた「さわりで覚えるクラシックの名曲50選」という本を買いました。CD付きです。
さっそく聞こうと、先日購入したDVDプレーヤーにかけると、シュルシュルと回転音が聞こえます。
他のCDをDVDプレーヤーにかけてもそんな音はしません。
このCDを、コンポのCDプレーヤーにかけてもそんな音はしません。
なぜでしょう。相性の問題?


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マティス展に行く。

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作品名:窓辺のバァイオリニスト(1918年)

国立西洋美術館で行われているマティス展を観にいった。

先日は、興福寺国宝展を観に東京藝術大学大学美術館に行ったときに、ちょっと気になっていた展示会だった。それに、美術館のある上野公園に行くことは、中学校の修学旅行以来のことでなんだか懐かしく感じたからだった。まだ小さくて東京に住んでいた頃、何回か上野動物園にパンダを見に行ったことがあって、もちろん記憶には残っていないのだけど、そのときの写真が、確か実家のアルバムにあることを思い出したのだった。

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フランスの建築家、ル・コルビュジエが設計を担当している。概観は普通の建物なのだけれど、内部の展示室の間取りとか、展示室と階段の構成とかなかなか興味深い。どうなっているのだろうかと、好奇心はそそられるのだけれど、古い建物(1959年)であることと、安全性への配慮もあってか、その階段を登ることは禁止されていて、設計者の意図するところを感じることは出来ないのですが・・・。

アンリ・マティスという人は、フランスに生まれた20世紀を代表する画家の一人です。
始めは、初めは法律家を志していたものの、パリにでて美術学校に入りギュスタヴ・モローに師事して美術を学びます。
展示作品は、彼の作品の変奏(バリエーション)と過程(プロセス)をテーマに構成されています。バリエーションとは、描かれる対象が、作品としてどのような帰結を見せるかとのことであり、プロセスとは、その帰結にいたる過程のことです。
「変奏」では、ひとつの対象とした作品が、時には写実的であり、また抽象的であったりと、さまざまに形を変えるさまを見て取ることが出来ます。たとえば、「白い服を着た若い女」をテーマにした2作品は、一方はやさしい線で写実的に描かれ、他方は太く力強い直線でやや抽象的に描かれているという感じです。
「過程」では、ひとつの作品を制作する作業は、決して直線的では無く、何度も何度も思索しそれを表現する作業を繰り返すさまが見て取れます。制作の過程が写真に残されていて、作品の表情がステージごとに変化していく過程や、時としてまったく異なる形に表現される過程が面白いです。

展示作品の中には、鉛筆画やエッチング、リトグラフ、切絵などの作品も展示されています。
彼は、手法のバリエーションもなかなか豊富です。
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作品名:ピエロの葬式(1943?年)
タイトルと作品の関係はさっぱり感じませんが、なかなかのかわいらしい作品です。

展示では、彼の作品のバリエーションを「変奏」とか難しい言葉で解説してますが、本当のところは、器用だったので色々と試してみたというところかもしれません。とにかく、彼の創作の作風や美術論といった難しいことを抜きにして、十分に楽しい展示でした。

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興福寺国宝展を観る。

午前中、ちょっとした用事で春日まで行った帰りに、興福寺国宝展に行った。
大江戸線の上野御徒町駅で降り、上野公園を抜けて東京藝術大学大学美術館に向かう。
公園は、家族連れやカップル、グループなどで、それなりの人出があった。
といっても、昭和記念公園や多摩川の河川敷のようにごちゃごちゃではなく、むしろ散策するにはちょうどよい。
そういえば、国立西洋美術館では、今週から「マティス展」が始まっている。いつもより、多少は人出が多いのかもしれない。
西郷さんの脇を通り、西洋美術館の横を通り、国立博物科学館の前にでる。テレビゲームの特別展示を行っていて親子連れが多い。
そこで左に折れて、東京芸大の方向に向かう。途中、東京音楽学校(現東京芸大)の旧校舎が会館していた。
その、東京音楽学校の先に東京芸術大学がある。大学美術館 URLは、校門のすぐ脇にあった。

興福寺は、奈良にあり、藤原氏の氏寺である(ちなみに、春日神社が氏神である)。
その歴史は古く、藤原鎌足の妻が建立した山階(やましな)寺が起源である。
何回も移転をしながら、平城遷都の時に、現在の位置に移され興福寺と名を改められた。
お寺に収められている仏教美術品には古いものが多く、国宝に指定されているものも多くある。
普段は興福寺の国宝館に収められているものが、他所にある興福寺と所縁あるものとともに、東京にいて観れるのは嬉しい。
展示の中心は、鎌倉時代に、康慶、定慶、運慶などの「慶派」の優れた仏師によって創り出された仏像群である。
彼らの、躍動感や生命感のあふれる表現がすばらしい。
経典や逸話の中の仏や聖人たちが、現実にそこに存在するかのように豊かに再現され、
像の表情から、その人となりまで感じられてくるような気がするのは、驚くものがある。
中には、国宝の十二神将立像のような、ちょっと可愛い面白い仏像もある。
薬師如来を信仰するものを守る十二体神の立像なのだが、それぞれに干支にちなんでいる。
それぞれのの神将がどの干支にちなんでいるのかは、あたまの上を見ると判る。写真は、招杜羅大将で、「丑」にちなんでいるので、頭に牛を載せている。午にちなんでいる神将もいるのだが、髪の間から午が顔をのぞいている姿がなんとも可愛いイメージ。こちらは写真が無いので残念。

美術館で周辺の地図をもらう。界隈では「アートリンク、ふくふくプロジェクト」という、アートと街興しが一緒になったイベントをやっているらしい。帰りは、日暮里に向かうことにした。

美術館脇の道路を進む。美術館の側面が見える。なかなかいい感じがする 六角鬼丈という有名な建築家の設計だとか。この美術館は、内部もなかなかいい雰囲気だったが、自分好きみのデザインをしている。

ちょっとモダンなコーヒー屋の前を抜けて、ちょっと進むと、谷中霊園にいたる。春は、桜が綺麗そうな通りである。
徳川慶喜の霊廟があるということでちょっと寄り道をする。写真の中央左にある古墳みたいな半円形の墳墓がお墓である。
想像していたのとちょっと違った。墓所の左前には、今の徳川さんのお墓があり、左には松下さん(だれ?)のお墓がある。面白いことに、この周辺のお墓には、名刺入れが付いている。霊前に名刺を置いていく人でもいたのだろうか。

そして、桜並木を抜け、細い道を下り、日暮里駅に至った。


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RINPA展

国立近代美術館に、RINPA展を観にいきました。
RINPA派とは琳派のことで、尾形光琳に代表される装飾的で大胆な作風の屏風絵や工芸作品を創作した、日本を代表する美術派です。自分は美術館は好きなのですが、美術知識には乏しい(し、美術観賞は勉強ではないので)く語れないので、気に入った作品を紹介します。美術館には、(当然ながら)もっと詳しい解説があります。

風神雷神屏風絵(尾形光琳):
 重要文化財になっている有名な屏風絵です。金の屏風に風神雷神が力強く舞っています。そういえば、実際の動植 物をモチーフにした作品ばかりの中にあって、これは空想の世界を描いていますね。

鶴下絵三十六歌仙和歌巻(本阿弥光悦):
 鶴の舞う様が美しい巻絵です。

色絵紅葉文壺(尾形乾山):
 どうみても子供が書いた星型をちりばめた壺にしか見えないところが可笑しい。

朝顔(鈴木其一):
 這うつたと大輪の朝顔が咲き誇る様が美しい。

木の間の秋(下山観山):
 直立する林の木々と、這うつたの対比が美しい。


そうそう、
入館するときに、假屋崎省吾氏を見ました。
エントランスにプレジデントが停まっていて、運転手が後部座席のドアを開けていたので、誰だろうと思っていたら仮屋崎氏でした。テレビで見たままの姿でした。
チケット売り場で、ちょうど自分の真後ろに並んだときには、ちょっと見てやろうかとも思いましたが、プライベートを邪魔するのも失礼だろうからやめました。ちなみに、前列のご婦人も、売り場のお姉さんもまじまじと見ていた。
氏は、スケジュールに時間があいたから、ちょっと観ていこうというようなことを同行者と会話しながら、駆け足で展示を観ていきました。芸術人には、短時間でも直感的に受け取るものがあるのでしょうか。

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国立近代美術館の正面


近代美術館と皇居の堀を挟んで建つのが写真のパレスサイドビルです。地下鉄の竹橋駅の出口になっています。
日建設計(林昌二)の設計で、建築やデザイン関係の雑誌でよく取り上げられるビルですが、実物を見るのは初めてでした。
写真では解りませんが、庇や雨樋のデティールなど、なかなか洒落たデザインになっています。
全体的に落ち着いていてよい印象を受けました。
雨樋の頂部には、鳩(造形の)が止まっているはずなのですが、通りすがりでは確認できませんでした。

ps
近代美術館から望むパレスサイドビル


距離:盆休み進展なし。月(彼女のひととなりが、月のようによくみえる距離。)

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