自律自制の哲学。

丹羽宇一郎&御手洗富士夫著「会社は誰のために」

伊藤忠の丹羽さんは、出身大学のこともあるのだけれど尊敬する経営者です。
彼を尊敬する理由は、確固たる哲学を持って経営に当っているからです。
それも、目先の利益優先主義やうわべだけの社会貢献を唱える哲学ではなく、
私心を滅し、人を大切にし、自律自制に徹するする哲学です。

しかるに、うちの会社ときたら・・・
人の上に立つ人間こそ、強く正しい倫理観、自戒の精神を持って欲しいものです。
いや、他人はどうであれ自分自身はそうありたいと思います。
ま、自分は技術屋なんだけどね(笑)。

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牛を探して。

どうやら先輩は、今日は僕に早く帰ってもらいたいらしい。といってももうすぐ20時だけど・・・。
ということで、実験データの整理もそこそこに退社。
欲しかった本があったのでオアゾの丸善へ。
お目当ての本はすぐに見つかったので、そのままふらふらと周囲を見物。
ふーん、語学コーナーの隣は教育コーナーか・・・。
宗教、芸術、哲学なんかの本が並んでいてちょっと新鮮。

112905_01そこで見つけたお勧めの一冊。
十牛禅図
まず、絵が可愛い。
十牛禅図とは、牛を探しに出かける物語ですが、
9世紀後半に中国で書かれた、般若心経を解説するれっきとした禅宗の本です。
般若心経の「空の心」を、分かり易くちゃんと最後まで解説しています。
ちゃんと最後まで解説しているところがポイントです。
自己啓発や悩み事の解消にお勧めの一冊です。

何で般若心経?って感じかもしれません。
僕は大学生のころ、
それまでの行いがあまりに悪かったせいか鎌倉の禅寺送りにあい、
寺でこのお経を散々読まさせられました。
いやほんと、あの時は大変でした・・・。

般若心経は276文字の短いお経です。
お経というとどこか縁遠い感じがしますが、
読めば分かりますが、結局のところその時代の自己啓発の文章です。
言ってしまえば、斉藤何某の○×△とかいう本と同じです。
僕は、流行の軽薄な自己啓発本は好きではないのですが、
いくら科学が進歩しても、
人間の悩み事はお経が書かれた時代から全く変っていない。
なんだか滑稽です。

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ある香りを持たない男の物語

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ある香りを持たない男の数奇な一生を描いた物語です。
ずっと借りたままになっていたこの本を、この三連休に一気に読んでみました。
「香り」をテーマとするだけに、香りの描写が面白いです。
書き出しからまさに臭ってきそうな描写の連続に、初めは読むのが辛いほどですが、話が進むにつれて面白くなっていきます。ラストまでおどろおどろしい話が続きます。舞台は中世ですが、「香り」=「個性」だと考えれば、この物語の中身は、現代にも通じるものがあるように思います。

よろしければどうぞ。

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「アフターダーク」を読み終えて

村上春樹の新作「アフターダーク」を読み終えました。
これまでの村上作品にあるような難解な部分は無く、読み返すことなく、最後まで読むことが出来ました。
「アフターダーク」というタイトルの通り、最後まで読んでも、解らないところが多く残るのですが、これまでの彼の作品と違い、不思議とその先を知りたいという欲求は起きませんでした。

村上春樹の作風が変ったような気がします。
そういえば、前作を読んだときに、主人公のカフカ少年が大人になったことに、驚きを感じたことを思い出しました。

「アフターダーク」については、読んだ人がいろいろな意見を持っているようです。
人それぞれ、いろいろな感じ方があることが面白いと思います。

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春樹の世界。

帰りの電車内の広告で、村上春樹の新作が発売されたのを知り、その足で書店に向かった。
村上春樹の作品には、どこか屈折した、大人になれない主人公が描かれることが多い。
精神的に不健康極まりないのだが、結局、また新刊を買ってしまった。

新作のタイトルは、「アフターダーク」
二人の姉妹の出来事が、いつもの手法で、交互に同時進行的に描かれている。
ストーリーは、終電間際から始まり、時計の針とともに進行する。
まだ、読み始めたところであるが、どうやら、姉妹に起こる、ある一夜の出来事が描かれているようである。
今のところ、屈折した少年は出てこない。
そういえば、前作の「海辺のカフカ」では、主人公のカフカ少年は最後に大人になったんでしたっけ。
前作は、登場人物やシーンの変化も多く、いささか冗長すぎる感じがしたが、
新作は楽しめそうな気がする。

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ホーキング博士、宇宙大作戦を語る

科学者が選ぶベストSF映画

。 とんでもないことに、スタートレックがない。 かの、ホーキング博士は、スタートレックのファンで、自身が出演までしているというのに・・・。

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